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2022.12.25
インタビュー

インタビュー記事の質問はどう作るべき?質問する際のコツも含めて解説!

インタビュー記事の質問はどう作るべき?質問する際のコツも含めて解説!

インタビュー記事の制作を検討しているものの、「どのように質問を考えていいか分からない」という方も多いかもしれません。インタビュー記事において「質問」は、記事の分かりやすさや読み応えを左右する非常に重要な要素です。だからこそ、質問の内容は事前に十分練っておく必要があるでしょう。そこで今回は、インタビュー記事における質問の作り方や、実際のインタビューで質問する際のコツ・ポイントについて詳しく解説します。

インタビューにおいて質問はなぜ重要なのか?

そもそもなぜインタビュー記事において、質問を入念に考える必要があるのでしょうか。
ここでは、インタビュー記事における質問の重要性について3つの観点から解説します。

(1)対象者と信頼関係を築きやすくなる

インタビュアーが質問を考える際は、事前にインタビュー対象者の生い立ちや経歴、価値観などを入念に調べることになります。その結果、当日は対象者のバックボーンを理解したうえで質問ができ、対象者に対して強い関心を示せるようになるでしょう。相手からも「このインタビュアーはよく自分のことを調べてくれている」と好感を持ってもらえます。対象者からの信頼を得て距離感を縮められるため、話をより深掘りしやすくなるのです。

(2)記事のテーマへ誘導しやすくなる

インタビューの質問を事前に考えていないと、当日に対象者の反応を見ながらその場で質問をしなければいけません。そうなると、聞きたい情報をうまく引き出せず、記事のテーマからかけ離れたインタビューになってしまうリスクがあります。そのため、事前に原稿全体のテーマを意識して質問の内容や順序を考えておくことが大切なのです。質問の方向性がある程度決まっていれば、当日に話が逸れたとしても、軌道修正しやすくなります。

インタビューにおける質問の作り方とは?

インタビュー記事において、質問はどのように考えればよいのでしょうか。
ここでは、インタビュー記事における質問の作り方を5つのステップで解説します。

STEP1:記事のテーマ・目的を決める

インタビューでは、質問を考える前に記事の方向性を明確にすることが大切です。具体的には、「誰に読んでもらいたい記事なのか(ターゲット)」、「読者をどのように行動変容させたいのか(目的)」、「どのような内容を扱う記事なのか(テーマ)」を決めておきます。方向性が明確であれば、最適な質問も浮かびやすくなるでしょう。

STEP2:対象者について深く調べる

インタビュー対象者が決まれば、対象者について詳しく調べておくことが重要です。例えば、対象者の著書やブログ、対談動画、SNSなどをチェックして、本人の経歴や考え方をある程度理解しておくようにしましょう。対象者について前提知識を持ったうえでインタビューに臨めば、浅い質問に終始することなく、話を深掘りできるようになります。また、対象者が過去に受けたインタビュー記事についても事前に読んでおくことが大切です。他の記事と類似した質問を避けられるので、今までとは違った新しい切り口のインタビュー記事を制作できます。

STEP3:質問の「切り口」を考える

続いては記事のテーマに沿って、質問の切り口を考えましょう。例えば、業界の著名人に仕事術を聞くインタビュー記事であれば、「挫折の乗り越え方」「仕事で成功するポイント」「今後の展望」のようにいくつかの話題に分けて聞きたいことを考えます。記事の章立てや構成をイメージして考えると、切り口も浮かびやすいでしょう。

STEP4:切り口に沿って質問を列挙する

「STEP3」で決めた切り口に沿って、実際の質問を考えます。当日聞き逃しが発生しないよう、質問はできる限り網羅的に列挙しておきましょう。また、当日のタイムスケジュールによっては、質問の数が限られてしまうこともあります。そのため、質問に優先順位をつけて、必須のものとそうでないものに分けておくことも大切です。

STEP5:対象者に質問内容を送付する

質問の内容が決まったら、取材前にインタビュー対象者へ送付します。事前に記事の方向性を知っておいてもらうことで、当日対象者からスムーズに答えを引き出しやすくなるでしょう。ただし、すべての質問を送ると一問一答のようになってしまい、当日柔軟に取材ができなくなります。そのため、送付するのはいくつかの代表的な質問や切り口のみにとどめ、「当日の流れによって質問が変わることもある」旨も追記しておくことが大切です。

インタビューにおける質問のコツ・ポイントとは?

インタビュー当日、対象者からスムーズに話を引き出すために意識すべきことはあるのでしょうか。
ここでは、インタビューにおける質問のコツやポイントについて解説します。

(1)アイスブレイクから始める

インタビュー当日は、緊張した空気のままいきなり質問し始めると、対象者からうまく話を引き出せなくなります。そのため、まずは記事の本筋と関係のない雑談(アイスブレイク)からスタートするのも、一つのポイントです。冒頭で心の距離を縮め、和やかな雰囲気を作っておくことで、対象者から本音を聞き出しやすくなります。

(2)オープン/クローズドクエスチョンを使い分ける

質問には「クローズドクエスチョン」と「オープンクエスチョン」の2種類があります。クローズドクエスチョンは「はい/いいえ」の2択で答えられる質問のことで、一方のオープンクエスチョンは回答の範囲が広い質問のことです。オープンクエスチョンはスムーズに答えやすく、クローズドクエスチョンは答えるのに時間がかかるという特徴があります。状況に応じて2種類の質問を使い分けることも、話を引き出すコツといえるでしょう。

例えば、インタビュー序盤はあえて簡単に答えられるクローズドクエスチョンを中心にするのも一つの方法です。対象者の話が乗ってきたらオープンクエスチョンも交え始めると、無理なく相手に答えてもらいやすくなります。

(3)尋問ではなく「会話」を心がける

インタビューでは、質問することに終始してしまい、尋問のようになってしまう失敗例もあります。会話の流れを無視して一方的に質問してしまうと、相手から自然な話を聞き出すことはできません。そのため、取材は“生き物”と考え、事前に決めた質問にはこだわりすぎず、会話のなかで柔軟に話を引き出すことも重要でしょう。

(4)抽象的な質問には「喩え」を添える

対象者にとって答えづらい抽象的な質問には、喩えを添えることも大切です。例えば、「仕事で最も大切にしていることは何ですか?」という質問であれば、「私の場合は~」「ある著名人の場合は~」のように先にサンプルを提示します。対象者に回答のイメージを持ってもらうことで、よりスムーズに答えを引き出せるでしょう。

(5)取材後の本音にも耳を傾ける

ひと通りの取材が終わったあとも、あえてしばらくは対象者の話に耳を傾けておくことが大切です。取材が終わってリラックスした雰囲気が生まれると、対象者が思わず本音をこぼしてくれる場合もあります。そのため、取材後少しの間はICレコーダーのスイッチを入れたままにして、自然な会話を引き出すよう心がけてみましょう。

まとめ

インタビュー記事において良質な質問は、対象者と信頼関係を築くためのきっかけになります。結果的に対象者から深い話を聞き出しやすくなり、より魅力的なインタビュー記事に仕上げられるでしょう。ぜひインタビューに臨む際は、「対象者の深掘り」や「テーマの明確化」といった入念な準備を整えておくことをおすすめします。

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